コロナ禍で過ごしてきた１年が、もうすぐ終わろうとしています。先日、本校の中学１年生がクラスを越えて全員参加のドッジボール大会を開きました。

３学期が終了するのを前に、中学で新しく出会って一年間過ごしてきた仲間たちと、思う存分楽しむために設けられたレクリエーションです。

勢いよく投げられるボール、それをタッチの差で体をひるがえしてかわす生徒たち。すばしこい動き、元気な笑顔。友達や先生との時間を存分に楽しんでいる様子がうかがえます。

振り返れば、緊急事態宣言のもとで迎えた四月。オンラインによる画面越しの朝礼・授業などが続き、教室でみんなに会えるのはいつだろう、という日々でした。

当時の朝礼の様子です。

生徒たちが画面の向こうで聴いてくれているとは言え、一人で行う授業は、教員としてもやはりさびしいものでした。当時の授業の様子です。

そんな日々を経て、ようやく本格的な学校生活がスタートしたのは五月も半ばを過ぎてからでした。

最初は緊張していた生徒たちも、だんだんとお互いを知るようになり、気づけばあっという間にもう３学期も終わりです。こうして、全員でドッジボールを楽しめるようになりました。

これからもお互いを思いやり、切磋琢磨しながら、絆を深めていきましょう。