22日(月)、照曜館は3学期修了式を迎えました。
コロナの休校に始まった令和2年度も、今日で最後です。
修了式全体会は各教室のモニター越しに行われました。
校長先生からはコロナウイルスのことだけでなく、今年で発生から10年を迎えた東日本大震災についてのお話もありました。
「苦痛にあっても、天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの私たちの使命です」
震災を経験した3日後に卒業式を迎えた、ある中学生の答辞の内容です。
どこか、見えない敵と戦いながら感染症に対する現代の我々にも共通するところがあります。
震災は経験していないとしても、普遍性のある内容を聞き、自分たちの一年間を心の中で振り返っている生徒たちの様子が印象的でした。
また、今年限りで本校を退職される先生方の紹介も行われました。
長年にわたり、愛情を持って生徒たちに接してくださった先生方ばかりです。
本当にお疲れさまでした。
式終了後は各教室でプリントや通知表の配布が行われました。
本来であれば体育館で表彰伝達も行われたのですが、今年はそれも中止に。各クラスで、表彰が行われました。みんなおめでとう!
クラスメイトからの拍手に包まれていました。
学年ごとに来年度の教科書配布も行われました。
ぴかぴかの教科書、なんだかうきうきしちゃいますね。
名前をしっかり書いて、来年に臨みましょう!
外を見れば、昨日よりも桜の花が開いていました。
肌寒い日も減ってきました。春は目の前ですね。
修了式も大詰め。最後は大掃除です。一年間お世話になったクラスや公共の場所をピカピカにします。
普段通り床を掃くだけでなく、
掃除道具入れの中をきれいにしたり、
床の黒ずみを磨いたり、
窓付近、
教壇の下、
ロッカーの中、
はたまた扉まで。
窓も中と外からきれいにふきます。
決して嫌がらず、楽しそうに掃除に打ち込む姿。写真の生徒は一年生です。
この一年で男女の隔たりなどみじんも感じさせないクラスメイト同士の絆を作りました。何事にも一生懸命に打ち込む姿。すっかり「照曜館生」ですね。
ちょっとふざけたりすることもありますが、
コロナに負けない元気の良さとたくましさ。すばらしい一年を送ってくれました。
さあ、また4月からは新学期が始まります!短い春休みですが、十分に休み、十分に学び、気力十分、また清水の丘に登校してきてください!
一年間お疲れ様!