12月13日(月)、中学3年生の公民の授業で模擬裁判を行いました。
例年であれば、小倉北区金田にある福岡地方裁判所小倉支部に裁判所見学に行くところですが、コロナ禍のため、昨年に引き続き校内での模擬裁判実施となりました。裁判所のご厚意により、模擬裁判のシナリオをお借りしての本格的な内容です。
こちらが、照曜館6階ホールに準備した仮法廷です。
配役を決めたら、いよいよ審理開始です。
生徒たちは、裁判官や検察官になりきって、セリフを言っていきます。
検察官と弁護人の攻防が繰り広げられます。
証人も登場し、貴重な証言が行われます。
傍聴人の生徒も、裁判の行方を見守りながら聞き入ります。
皆さんは、どう判断するかな?
さて、いよいよ評議です。
裁判官と裁判員計9人は、別室に集まって有罪か無罪かを決めます。
さまざまに意見を述べていましたが、最後はまとまったようです。
さて、判決は・・・?
裁判長から述べられた判決は、「有罪。執行猶予なしの懲役5年」。
この判決に至った理由もしっかり述べてくれました。
シナリオは、裁判員裁判の様子がよくわかる流れとなっていました。
成人年齢が引き下げられることで、令和5年からは18歳で裁判員に選ばれる可能性もあります。
今回の模擬裁判は、きっと貴重な経験になったことと思います。