3月12日(土)、中学3年生の卒業並びに進級認定式が挙行されました。
会場は中学体育館です。
保護者の方にも、各家庭1名というご協力のもと、ご列席いただきました。
9時40分、卒業生の入場です。
入場前はどこかリラックスした表情。
けれど、入場後は表情を引き締めていました。
10時に開式。
国歌演奏ののち、卒業証書授与に移ります。
担任の先生が一人ずつ、卒業生の名前を呼んでいきます。
その呼名に、卒業生たちは起立で応えます。
感染予防対策のため、返事を発することはできません。だからこそ、たたずまいで3年間の成長を表現します。
各クラス、それぞれの代表生徒が登壇し、五十棲校長先生より卒業証書を受け取ります。
そして、認定宣言。
卒業生55名は、東筑紫学園高等学校への進学が認定されました。
校長先生の式辞では、
「この清水の丘で過ごした時間は、何物にも勝る大切な時間。感謝の心が備わったはずだ。今一度自分の今を見つめなおし、残り約1000日間の照曜館生活をしっかり歩んでほしい」
との、胸の熱くなる言葉がありました。
式の最後は校歌演奏です。
3年間を振り返り、そしてこれからの学校生活に思いを馳せる時間となりました。
式終了後、生徒たちからのサプライズで、保護者の方々への感謝を込めた映像が流されました。
合唱曲「旅立ちの日に」を、卒業生全員が手話で表現。
コロナ禍に負けず、心も体も大きく成長した彼らの成長が動画の中に表れており、保護者の方や列席していた先生方の目に、熱いものがこみあげていました。
映像終了後、卒業生の退場です。
一人一人に花が渡され、万雷の拍手の中、体育館を後にします。
なお、退場時のみマスクを外しております。
各クラスに移動した後、最後のホームルームです。
担任の先生から一人ひとりに卒業証書が渡されます。
この学年は、3人の先生が3年間持ち上がって担任を務めました。
入学式の姿。コロナ禍の中でも勉学に励んだ姿。最上級生として後輩たちを支えてきた姿。
そして、卒業を迎えた姿。
その隣にはいつも、優しいまなざしで教え子を見つめる先生たちの姿がありました。
終礼の最後、先生たちが卒業生に中学生活最後の話をします。
その中には、高校生を迎える教え子たちに伝えたい思いがたくさんあふれていました。
たくさんの愛情に育まれてきた彼らの未来は、きっと明るいものだと思います。
夢の実現に向けてさらに歩みを進める彼らを、また3年間、温かく見守っていきたいと思います。
卒業、本当におめでとうございます!!!