2月28日(火)、福岡地方裁判所小倉支部で中学3年生の裁判所見学が行われました。
裁判所に到着後、まずは職員の方から刑事裁判についての説明がありました。
そして、本物の法廷に場所を移して模擬裁判が始まりました。
裁判官、検察官、弁護人、被告人、証人、裁判員、書記官・・・生徒たちがそれぞれの役に扮し、シナリオに沿って裁判を進めます。
裁判官役の生徒たちは法服を着ることもできました。
傍聴人の生徒たちも真剣な表情で緊迫した展開を見つめます。
最終的に、裁判官役と裁判員役の9人がしっかりと協議して今回の判決を出すことができました。
裁判官役の生徒からは「他者の人生を左右する決断は重く、難しいものだった」、
裁判員役の生徒からは「裁判官と裁判員の9人で協議すると、自分の気付かなかった視点にも気付き、多くの人で判決を出す意義を感じた」
などの感想が聞かれました。
続けて、裁判官との質疑応答の時間が設けられました。
生徒たちからは、「裁判官になったきっかけは?」「仕事の中でやりがい感じる瞬間は?」「裁判官の仕事がAIに取って代わられると思うか?」などの多様な質問が出て、
1つ1つに丁寧に回答していただきました。
また、最後には「中学生の可能性は無限大なので、これからの学校生活を頑張ってほしい」
とのメッセージを伝えてくださいました。
福岡地方裁判所小倉支部の皆さん、貴重な体験をありがとうございました!