照曜館中学校は先週金曜日、無事に終業式を迎えました。
2学期は、多くの取り組みが行われました。今回は、12月8日(金)に行われたキャリア教育の様子をご覧下さい。
本校では毎年、卒業した先輩から大学生活や社会人としての心構えなどをきく「キャリア教育」の時間を設けています。
今年度は、サントリー株式会社にお勤めの辻綾平さんを講師としてお迎えし、在学中の思い出から現在の仕事内容まで、幅広く話していただきました。
最初に、「サントリー」という会社のイメージをたずねられた生徒達、多くは「ジュースなどを扱う」というところで手が挙がりました。お酒の会社というイメージを抱く生徒もいましたが、いずれにせよ、飲料を扱うという点でなじみがあるようです。
前半は、ご本人の在学時代の思い出やバスケ部を創立した話など、生徒達も興味を持って聞き入っていました。
後半は、サントリー株式会社について、具体的に説明があり、製品の開発・製造・販売に加えて、さまざまな取り組みを行っていることが紹介されました。
ところどころ、動画やクイズを交えての説明で、わかりやすく企業の中身をお話しいただきました。
特に、「水と生きる」会社として自然との共生を目指していることが紹介されると、生徒たちは一層真剣に耳を傾け、熱心にメモをとる姿も見られました
終盤では、中学生である生徒たちに、将来のキャリアを考える際のアドバイスが伝えられました。
「好き」を仕事に。「聴く力」を鍛える。何事も「全力で」ぶつかる。そして、初代サントリー社長の口癖である「やってみなはれ」。生徒たちの胸に響いたようで、講演後の質疑応答の時間では、積極的に手が挙がりました。
最後に、生徒会長の池島さんからお礼のあいさつがあり、講演は終了となりました。
この日の学級日誌には、「やってみはなれという精神を大事にしていきたい」「自分の将来を考えるきっかけになりました。将来のために、今頑張って勉強しようと思いました。」などの感想が見られました。しっかり生徒たちに伝わったようです。
今回のキャリア教育で感じたことを、今後につなげて学校生活を過ごしていきましょう。