1月18日(土)に行われた照曜祭。
東筑紫学園の創設者である宇城信五郎先生の遺徳を偲んで行われている照曜館の恒例行事です。
主だった行事内容は、前半の百人一首大会と後半の餅つきです。
まずは百人一首大会からです。
赤青黄の3ブロックが一堂に会し、ぶつかり合います。
離れた所の札も、体を伸ばして取りに行きます。
インフルエンザなどの感染予防から全員がマスクを着用していますが、気迫の表情が、熱気がひしひしと伝わってきます。
読み手の生徒たちは昨年から練習を重ね、今日を迎えました。
普段とは異なる読み方を見事に自分のものにしています。
取りたかった札をとり、にんまりの様子です。
各試合会場には審判と記録の生徒がスタンバイしています。
一枚の札もお手つきも見逃さないように集中しています。
彼らの協力もあり、滞りなく大会を進行することができました。
百人一首のあとはいよいよ待望の餅つきです。
当日はあいにくの雨。いつもはグラウンドで行いますが、今年は屋根がある場所で行います。体育館内部は保護者の方による餅を丸めるスペースとなりました。
先ず始めに、校長先生による模範の餅つきです。
餅をつくときの注意点などを説明してもらいながら、皆で掛け声を出していきます。
生徒たちも興味津々。自分たちでつきたい気持ちをこらえつつ、「イチニ、イチニ」の大音声。
いよいよつく番がやってきました。よくこね、粘りを出し、協力してついていきました。
まわりの生徒たちも掛け声で応援。
つき終わると、体育館に入り、美味しいお餅をほおばります。
皆の満足そうな笑顔。生徒によっては、30個近く食べた子もいるようです!
充実した一日を送りました!
明けて月曜日は百人一首大会のキング・クイーン戦が実施されました。
男女の獲得数上位4名ずつが、百枚の取り札の獲得数で競い合います。
土曜とは打って変わって、読まれた瞬間に取られていく札。観衆からのどよめきの声。これまでに培ってきた練習の成果を存分に披露します。
終わったあとはいよいよ結果発表!
ブロック優勝は青組でした!団長の嬉しそうな顔が印象的です。
チーム別の優勝も発表されました。
栄えあるキングに選ばれたのは、3年生の上田凌一くん!
そしてクイーンは2年生の三重野七虹さんでした!
今年も大いに盛り上がった照曜祭。来年も期待しましょう!
〔結果一覧〕
キング 3年 上田凌一君
クイーン 2年 三重野七虹さん
チーム優勝 男子 黄組『名前はまだない』
女子 赤組『ランチパック(玉子)』
団体優勝 青組