ここのところ、朝が冷え込みますね。
いよいよ冬の到来です。
さて、今回は照曜館中学校での全学年対象の道徳授業を紹介してみたいと思います。
通常の道徳授業は、毎週1回各クラスで行われますが、照曜館中学校では定期的に中学1年生から3年生までの全学年を対象にした回を設けています。
去る10月11日、教務部長の久保先生による、オリンピックを題材にした道徳授業が行われました。
今年の夏に、東京オリンピックが行われたのは記憶に新しいところですね。
授業の中では、2020年のオリンピック開催地が東京に決まった時の様子も紹介され、「おもてなし」の精神で準備が進められてきた話などに、みな聞き入っていました。
先生の話や紹介された内容のなかで、気になったことや心に残ったことを、一生懸命メモしている様子です。
授業のなかでは、今大会で話題になったピクトグラムについても紹介されました。
言語や文字が異なるさまざまな国の選手や関係者の人たちにとって、ひとめで種目の特徴や内容が伝わるこのピクトグラムは「ユニバーサルデザイン」ともいえるものです。前回の東京オリンピック大会(1964年)がピクトグラムの始まりであることが伝えられると、感心した様子の生徒たち。
最後は、今年の大会で披露されたピクトグラムのパフォーマンス動画を皆で鑑賞し、そのユーモアのある動きを見て、笑顔で道徳授業を終わりました。
あらためて、これまで続けられてきたオリンピック大会に込められた、さまざまな思いを感じ取ったのではないでしょうか。
全学年で共有した道徳授業の紹介でした。