今回は2学期に行われた取り組みのうち、中学3年生社会科出張授業の様子をお届けします。
去る12月13日(水)、今回が初めての取り組みとなる、第一生命さんによる出張授業が行われました。1クラスずつ、通常授業の時間帯に入っていただき、説明から始まります。
「ライフサイクルゲーム」というタイトルで行うすごろくですが、ただのすごろくではありません。年代ごとの結婚や出産など人生のライフイベントや、発生するリスク・消費者被害などが盛り込まれ、生徒自身が選択する場面が設定されています。
すごろくを通して、保険や投資信託についても学ぶ機会となっており、リアルな人生のできごとを感じることができるゲームとなっています。ちょうど中学3年生は公民の授業で経済分野を学んでおり、ちょうどよいタイミングでした。
途中で臨時ボーナスが出たり、ギャンブルで負けて借金を抱えてしまったり。あちらこちらで歓声が上がり、50分間の授業内でゲームを終了した頃には、お金について楽しく学ぶことができていました。なかには、資産が1億円を超えている生徒もいました!
最後に生徒の感想を紹介します。
「ライフサイクルゲームによって、これからのお金の使い方やローンなどのことがよくわかった。説明も分かりやすく、楽しくグループ活動ができたので良かった。ぜひ、またやってみてもっとお金のことを知りたいなと思った。」
なお、今回来校してくださった第一生命の石田美里さんは、本校の卒業生でもあります。先輩からしっかり生涯設計のことを教わったことでしょう。
第一生命さん、ありがとうございました。