修学旅行2日目。長い空の旅を経て、生徒たちはついにメルボルンの地を踏みました。
機内での緊張や疲れを、朝の空気とともに大きく伸びをして吹き飛ばす――そんな姿から、今日一日の始まりが始まります。
最初に向かったのはヴィクトリアマーケット。
19世紀から続くこの市場は、メルボルン市民の台所として親しまれています。
地元産の果物や野菜、チーズやコーヒー豆、さらには手作り雑貨や衣類まで、多種多様な品々が軒を連ねる開放的なマーケットです。日本ではなかなか見かけないようなアイテムに、生徒たちは興味津々。早くもお土産を選ぶ声が飛び交っていました。
昼食を済ませたあとは、市内観光へ。
メルボルン博物館ではオーストラリアの自然や文化に触れ、王立博覧会ビルやカールトン庭園の美しい風景に目を奪われました。
ビクトリア州議事堂やセントパトリック大聖堂では、歴史の重みと荘厳な空気を全身で感じ、ビクトリア州立図書館では、まるで映画のワンシーンのような読書空間を体験しました。
最後に訪れたメルボルンセントラルでは、思い思いの時間を過ごし、レストランで夕食をとって本日の行程を締めくくりました。
明日は、いよいよマンダセントラルカレッジとの学校交流です。
初めての海外校との出会いに、生徒たちは期待と少しの緊張を抱えながら、一日を終えました。