いよいよ始まったサマースクール。

梅雨の晴れ間に恵まれた6月4日(水)、2年生一行は朝から元気に出発し、

まず向かったのは「ジ・アウトレット北九州」内にあるKGG（Kitakyushu Grovel Gate）。

ここでは、ネイティブの先生とともに、

英語を使ったロールプレイやゲームに挑戦しました。

レストランでの注文や自己紹介など、

実生活を想定した場面での英会話は、

生徒たちにとって大きな刺激となったようです。

前回よりも少しレベルアップした内容にも、

果敢にチャレンジする姿が印象的でした。

その後、一行は宗像市の隣に位置する岡垣町の「ぶどうの樹」へ移動。

自然に囲まれたこの施設の中にある「ほっこり農園」で、食育体験を行いました。

食育とは、食べ物がどこから来て、どのように作られ、

自分たちの体をつくっていくのかを学ぶ取り組みです。

今回は、白玉粉から生地を練り、

さつまいもとあんこを包んで「さつまいも大福」を作る体験。

生地作りでは、水を加えた白玉粉を火にかけ、

班員同士で交代しながら根気よく練っていきます。

途中、力加減に悩みながらも、少しずつ形になっていく大福。

ようやく完成したそれを頬張る瞬間には、自然と笑顔がこぼれていました。

自分たちの生活の中にある「食」というものを改めて考える、

大切な時間になったようです。

夕方、宿泊地である「グローバルアリーナ」に無事到着。

開校式では、A組の上橋くんが誓いの言葉を述べ、

「学年目標である“メリハリ”を意識して過ごしたい」と宣言してくれました。

夕食はバイキング形式。

好きな料理を自分の体調と相談しながら取り分け、

美味しそうにほおばる姿が見られました。

入浴後は係別・班別・クラス会議で一日の振り返りを実施。

良かった点や反省点をしっかりと口にする生徒たちの様子に、

成長の兆しを感じました。