先週金曜日、照曜館で6年間を過ごし、現在は静岡県で造船関係のお仕事に従事されている卒業生・下村龍世さんが、ふらりと母校を訪れてくれました。
卒業してから6年。あの頃の面影を残しながらも、社会人として一回りも二回りも成長した姿に、教え子を迎える先生たちの顔には自然と笑みがこぼれます。
せっかくの機会ということで、急遽3年生の教室を訪問。学生時代の思い出や、社会に出てから感じたこと、仕事に向き合う上で大切にしていることなど、まさに「生きたキャリア教育」を届けてくださいました。
予定外の時間ではありましたが、進路を考える上でのヒントがたくさん詰まった時間となりました。
照曜館を巣立った生徒たちが、社会のどこかで頑張っている。そして、ふと帰りたくなったとき、いつでも戻ってこられる場所がある。——私学ならではの温かさが、ここにはあります。
いつか今の在校生たちも、成長した姿で帰ってきてくれる日を、私たちは楽しみに待っています。